【面接対策】ドリフト検知とは?中学生でもわかる例え話と理想的な回答例

監視・オブザーバビリティ
博士
【ドリフト検知(読み方:ドリフトケンチ)】
例えば、皆さんの部屋の模様替えを想像してください。最初に完璧に整理整頓したはずなのに、いつの間にか物が元の場所からズレて散らかってしまいますよね? ITシステムも同じで、設計した状態から設定が変わってしまうことがあります。このズレ(ドリフト)を見つけるのがドリフト検知です。初期状態からの変化を監視し、問題が大きくなる前に気づくための重要な仕組みなんです。
💡 面接でのベスト回答
想定質問:「ドリフト検知について教えてください」

面接官:ドリフト検知について説明してください。

私:ドリフト検知とは、構成管理ツールやIaC(Infrastructure as Code)で定義されたインフラの状態と、実際に稼働しているインフラの状態との差異を自動的に検出する仕組みのことです。

以前、大規模なWebアプリケーションのインフラ構築プロジェクトに参加した際、本番環境で頻繁に設定変更が行われることが問題となっていました。本来、インフラの変更はIaCを通して行うべきでしたが、緊急対応などで手動で変更してしまうエンジニアが後を絶たず、環境間の整合性が取れなくなる事態が頻発していました。

そこで、ドリフト検知ツールを導入し、IaCで定義された設定と実際の環境との差異を定期的にチェックするようにしました。その結果、手動変更された設定を早期に発見し、IaCを通して修正することで、環境間の整合性を維持することができました。 また、ドリフトが発生した際には担当者に通知が送られるようにしたことで、手動変更の抑制にも繋がりました。

現役エンジニアによる深掘り解説

メリット

設定ミスやセキュリティリスクの早期発見: ドリフトは、設定ミスやセキュリティホールに繋がる可能性があります。ドリフト検知によって、これらの問題を早期に発見し、対応することができます。例えば、許可されていないポートが開放されたり、不要なソフトウェアがインストールされていたりするのを検知できます。

環境の一貫性維持: 開発環境、テスト環境、本番環境など、複数の環境間で設定の一貫性を維持することができます。これにより、環境の違いによるバグの発生を抑制し、デプロイの信頼性を高めることができます。

コンプライアンス遵守: 監査要件を満たすために、インフラの構成が常に定められた状態に保たれていることを証明できます。

運用コストの削減: 設定のずれによるトラブルシューティングの時間を削減できます。また、自動化された修復機能と組み合わせることで、手動での修正作業を減らすことができます。

デメリット

初期設定の複雑さ: ドリフト検知ツールを導入・設定するには、IaCの知識やツールの設定に関する専門知識が必要となる場合があります。

誤検知の可能性: 意図的に行った設定変更がドリフトとして検出されてしまう場合があります。誤検知を減らすためには、ドリフト検知のルールを適切に設定する必要があります。

パフォーマンスへの影響: ドリフト検知の頻度が高すぎると、システムのリソースを消費し、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。適切な頻度を設定する必要があります。

⚠️ 面接突破のワンポイント

  • IaCツール(Terraform, CloudFormationなど)との連携について説明できるように準備しましょう。どのようなツールを使い、どのようにドリフト検知を実現するか具体的に説明できると高評価に繋がります。
  • ドリフト検知だけでなく、自動修復(Automatic Remediation)についても理解を深めておきましょう。ドリフトを検知した後、どのように自動で元の状態に戻すことができるか説明できると、より実践的なスキルをアピールできます。
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