
新しいゲームソフトを買った時、説明書通りに動くか、友達と遊んでみて面白いかを確認しますよね?受け入れテストは、システムが「お客様(ユーザー)の期待通りに動くか」を確認する最終チェックのようなものです。お客様目線で、本当に使えるか試す大切なテストなんです。
面接官:受け入れテストについて説明してください。
私:受け入れテストとは、開発されたシステムが顧客またはエンドユーザーの要件を満たしているかを検証するために実施されるテストです。これは、システムが実際に使用される環境を模倣し、ユーザーが期待する動作をすることを保証するものです。
以前のプロジェクトで、大規模なECサイトを構築した際、受け入れテストを軽視したため、リリース後にカート機能が正常に動作しないという問題が発生しました。
顧客は、商品の追加、数量の変更、割引の適用ができないと報告してきました。
原因を調査した結果、開発チームはシステムの機能要件を満たすテスト(単体テスト、結合テストなど)を実施していましたが、顧客が実際に使用するシナリオを想定した受け入れテストが不十分だったことが判明しました。
具体的には、複数の商品を同時にカートに追加したり、割引クーポンを適用したり、異なるブラウザやデバイスで操作したりといった、顧客が実際に行うであろう操作を網羅したテストケースが不足していました。
この反省から、次のプロジェクトからは、受け入れテストの計画段階から顧客を巻き込み、テストケースの作成やテストの実施に協力してもらうようにしました。
その結果、リリース後の問題発生率が大幅に減少し、顧客満足度も向上しました。また、顧客のフィードバックを早期に得られるため、開発チームは迅速に問題を修正し、よりユーザーフレンドリーなシステムを開発できるようになりました。
現役エンジニアによる深掘り解説
メリット
顧客満足度の向上: 顧客の視点でのテストにより、要件とのギャップを埋め、期待通りのシステムを提供できます。
早期のバグ発見: リリース前に潜在的な問題を特定し、修正することで、リリース後のトラブルを減らすことができます。
コミュニケーションの改善: 開発チームと顧客間のコミュニケーションを促進し、共通理解を深めることができます。
ビジネス価値の確認: システムがビジネス目標を達成できるかどうかを確認できます。
デメリット
時間とコスト: 受け入れテストの計画、実行、および結果の分析には、時間とコストがかかります。
顧客の協力が必要: 顧客の積極的な協力がないと、効果的な受け入れテストは実施できません。
曖昧な要件: 要件が不明確な場合、受け入れテストの基準が曖昧になり、テスト結果の評価が難しくなることがあります。
テスト環境の準備: 実際の使用環境を模倣したテスト環境の準備が必要になる場合があります。
⚠️ 面接突破のワンポイント
- 「受け入れテストの種類(ユーザー受け入れテスト、運用受け入れテストなど)について説明できますか?」と聞かれた場合の回答を準備しておきましょう。それぞれのテストの目的と、具体的なテスト項目を説明できるようにしましょう。
- 「もし、受け入れテストで不具合が見つかった場合、どのように対応しますか?」と聞かれた場合の回答を準備しておきましょう。不具合の深刻度、優先順位付け、修正方法の決定、再テストといった一連の流れを説明できるようにしましょう。


