
プログラムを実際に動かさずに、設計書やソースコードをチェックする方法です。まるで建物を建てる前に設計図を隅々までチェックして、地震に強いか、欠陥がないかを確認するようなものです。バグを早期発見し、手戻りを減らすのに役立ちます。
面接官:静的解析について説明してください。
私:静的解析は、プログラムを実行せずにソースコードやバイナリコードを解析し、潜在的なバグやセキュリティ上の脆弱性、コーディング規約違反などを検出する技術です。
以前のプロジェクトで、大規模なWebアプリケーションを開発していた際、リリース直前に静的解析ツールを導入しました。目的は、テストで見つけきれなかった潜在的なバグを洗い出すことでした。
導入の結果、NullPointerExceptionやリソースリークなど、複数の深刻なバグを発見 し、修正することができました。特に、ある複雑なロジック部分では、静的解析ツールが指摘した問題点を修正することで、アプリケーションのパフォーマンスが15%向上 しました。
また、コードの品質向上 にも貢献しました。静的解析ツールが検出したコーディング規約違反を修正することで、コードの一貫性が高まり、可読性が向上しました。
現役エンジニアによる深掘り解説
メリット
早期バグ発見: プログラムを実行する前にバグを発見できるため、開発の後工程での修正コストを大幅に削減できます。
セキュリティ脆弱性の検出: SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)などのセキュリティ脆弱性を検出できます。
コーディング規約遵守の徹底: コーディング規約に違反している箇所を自動的に検出できるため、チーム全体のコード品質を向上させることができます。
テスト工数の削減: 静的解析で検出された問題を修正することで、テストの網羅性を高め、テスト工数を削減できます。
パフォーマンス改善: コードの非効率な部分を検出することで、パフォーマンス改善に繋げられます。
デメリット
誤検知が多い: 静的解析ツールは、誤検知が多く発生する場合があります。そのため、検出された問題を一つ一つ確認する必要があります。
導入コスト: 静的解析ツールは、高価なものが多く、導入コストがかかります。
設定の複雑さ: 静的解析ツールは、設定が複雑な場合があり、導入に時間がかかる場合があります。
全ての問題を検出できるわけではない: 静的解析ツールは、あくまでもツールであり、全ての問題を検出できるわけではありません。
⚠️ 面接突破のワンポイント
- ツールの選定理由を明確に説明できるように準備する: なぜその静的解析ツールを選んだのか、そのツールでどのような問題を解決したいのかを具体的に説明できるようにしておきましょう。
- 静的解析の結果をどのように活用しているかを説明できるように準備する: 静的解析ツールで検出された問題をどのように修正し、どのようにコード品質を向上させているかを具体的に説明できるようにしておきましょう。


