
データベースは、料理で例えるとレストランの厨房。注文(SQL)を受けてから料理(結果)を出すまでの手順が実行計画です。効率的な実行計画なら、料理が早く提供され、お客様(ユーザー)も満足。実行計画を理解することは、美味しい料理をスムーズに出すための秘訣を学ぶようなものです。
面接官:実行計画(Explain)について説明してください。
私:実行計画とは、データベースがSQLクエリをどのように実行するかを示す詳細な計画のことです。これには、どのインデックスを使用するか、どのテーブルを最初に結合するか、どのようなアルゴリズムを使用するかなどが含まれます。
以前のプロジェクトで、ある顧客管理システムのパフォーマンスが著しく低下していました。複雑なJOINクエリが頻繁にタイムアウトし、ユーザーエクスペリエンスに悪影響を与えていたのです。原因を特定するために、遅延が発生しているクエリの実行計画を確認しました。
すると、インデックスが適切に使用されておらず、フルテーブルスキャンが多発していることが判明しました。そこで、クエリで使用されるカラムに適切なインデックスを追加し、統計情報を更新しました。
その結果、クエリの実行時間が大幅に短縮され、システム全体のパフォーマンスが向上しました。具体的には、最も遅かったクエリの実行時間が8秒から0.5秒に短縮されました。
現役エンジニアによる深掘り解説
メリット
パフォーマンスの向上: 実行計画を分析することで、クエリのボトルネックを特定し、パフォーマンスを改善するための具体的な手がかりを得られます。
リソースの最適化: 実行計画は、データベースがどのようにリソース(CPU、メモリ、I/O)を使用するかを示します。これにより、リソースの過剰な消費を特定し、最適化することができます。
問題の早期発見: 実行計画を定期的に監視することで、パフォーマンスの問題が深刻化する前に早期に発見し、対応することができます。
デメリット
学習コスト: 実行計画を理解するには、データベースの内部動作に関するある程度の知識が必要です。
複雑さ: 複雑なクエリの実行計画は非常に複雑になる可能性があり、分析に時間がかかる場合があります。
環境依存: 実行計画はデータベースのバージョン、ハードウェア、データ量などによって異なるため、常に最新の情報を把握する必要があります。
⚠️ 面接突破のワンポイント
- 面接で「実行計画を見たことがありますか?」と聞かれたら、具体的なツール名(例:MySQL WorkbenchのExplain、PostgreSQLのEXPLAINコマンド)を挙げて、どのように実行計画を分析し、改善に繋げたかを説明しましょう。
- 実行計画の改善だけでなく、インデックス設計、クエリの書き換え、統計情報の更新など、パフォーマンス改善のためにどのような対策を講じたかを具体的に説明できるように準備しましょう。


