
面接官:ペネトレーションテストについて説明してください。
私:ペネトレーションテストとは、システムやネットワークの脆弱性を意図的に悪用し、セキュリティ上の弱点を特定するためのテスト手法です。
以前のプロジェクトで、ECサイトのリニューアルに伴い、ペネトレーションテストを導入しました。リニューアル後のサイトは決済機能が強化されており、セキュリティリスクが高まる可能性がありました。
ペネトレーションテストの結果、SQLインジェクションの脆弱性が見つかりました。具体的には、顧客が入力した情報を元にデータベースを検索する処理において、悪意のあるSQL文が実行可能になるというものでした。
この脆弱性を放置すれば、顧客のクレジットカード情報が盗まれる可能性があり、会社の信頼を大きく損なう事態になりかねませんでした。
対策として、入力値のサニタイズ処理を徹底し、プリペアドステートメントを使用することで、SQLインジェクション攻撃を防御しました。
結果として、リニューアル後のECサイトは、ペネトレーションテストによって発見された脆弱性を修正し、安全な運用を実現することができました。 また、テストを通じて、開発チーム全体のセキュリティ意識が向上し、より安全なコードを書くようになりました。
現役エンジニアによる深掘り解説
メリット
脆弱性の発見と対策: ペネトレーションテストは、システムに潜む脆弱性を事前に発見し、対策を講じることで、実際の攻撃による被害を未然に防ぐことができます。
セキュリティ意識の向上: テスト結果を共有することで、開発者や運用者のセキュリティ意識を高め、より安全なシステム開発・運用に繋げることができます。
セキュリティ対策の有効性評価: 既存のセキュリティ対策が本当に有効かどうかを客観的に評価できます。
コンプライアンス対応: 特定の業界や規制では、ペネトレーションテストの実施が義務付けられている場合があります。
ビジネスインパクトの軽減: 脆弱性が悪用される前に修正することで、企業ブランドの毀損、法的責任、財務的損失などのビジネスインパクトを軽減できます。
デメリット
コスト: ペネトレーションテストの実施には、専門的な知識を持つ人材やツールが必要であり、コストがかかります。
テスト期間: 詳細なテストを行うには時間がかかり、開発スケジュールに影響を与える可能性があります。
システムへの影響: テストによっては、システムに負荷をかけたり、一時的に停止させたりする必要がある場合があります。
テスト担当者のスキル: テスト担当者のスキルによって、テストの質や発見される脆弱性の数に差が生じる可能性があります。
結果の解釈: テスト結果を正しく解釈し、適切な対策を講じるためには、専門的な知識が必要です。
⚠️ 面接突破のワンポイント
- 「ペネトレーションテストの種類(ブラックボックステスト、ホワイトボックステストなど)について説明できますか?」と聞かれる可能性が高いので、それぞれの違いと特徴を理解しておきましょう。
- 「脆弱性診断との違いを説明できますか?」と聞かれることがあるので、目的、手法、範囲の違いを明確に説明できるように準備しましょう。


