
監視って、まるで健康診断みたい!体温や血圧を測って異常がないかチェックするのと同じように、システムの状態を常にチェックすることです。問題が起こる前に兆候を見つけて、大事に至る前に対応できるのが理想。今回は、そんな「監視」について解説します!
面接官:監視(Monitoring)について説明してください。
私:監視とは、システムやアプリケーションの状態を継続的に観察し、異常や問題が発生していないかを確認する行為です。目的は、システムの可用性、パフォーマンス、セキュリティを維持し、問題発生時の迅速な対応を可能にすることにあります。
以前のプロジェクトで、ECサイトのデータベースサーバーの負荷が高騰し、レスポンスが遅くなるという問題が発生しました。原因を特定するために、CPU使用率、メモリ使用量、ディスクI/O、ネットワークトラフィックなどを監視するツールを導入しました。
導入当初は、アラートの閾値設定が甘く、誤検知が多発しましたが、閾値を調整することで、本当に重要なアラートのみ通知されるように改善しました。結果、データベースサーバーの負荷高騰を早期に検知し、スケールアップすることで、レスポンス速度の低下を未然に防ぐことができました。また、監視データからボトルネックとなっていたSQLクエリを特定し、最適化することで、データベース全体のパフォーマンスを向上させることができました。
現役エンジニアによる深掘り解説
メリット
障害の早期発見・対応: システムの異常を早期に検知し、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。
パフォーマンス改善: システムのボトルネックを特定し、パフォーマンス改善のためのヒントを得ることができます。
セキュリティリスクの軽減: 不正アクセスやセキュリティインシデントの兆候を早期に検知し、被害を最小限に抑えることができます。
キャパシティプランニング: リソースの使用状況を把握し、将来の需要予測に基づいた適切なリソース配分を行うことができます。
デメリット
導入・運用コスト: 監視ツールの導入、設定、メンテナンスにはコストがかかります。
アラート疲れ: 不適切なアラート設定は、過剰な通知を引き起こし、対応の遅延や見落としにつながる可能性があります。
監視対象の複雑化: システムが複雑化するにつれて、監視対象が増え、設定や管理が煩雑になることがあります。
データの解釈の難しさ: 監視データは大量になることがあり、適切な分析と解釈が必要です。
⚠️ 面接突破のワンポイント
- 監視ツールだけでなく、監視戦略について語れるように準備しましょう。何を監視し、なぜそれを監視するのか、具体的な目標とKPIを説明できるようにしておくと効果的です。
- 監視データの分析結果を基に、システムの改善提案ができることをアピールしましょう。「監視データを分析し、〇〇というボトルネックを発見し、〇〇という改善策を提案・実行した結果、〇〇%の改善が見られました」のように、具体的な実績を話せると高評価につながります。


