【面接対策】ステートレス(Stateless)とは?中学生でもわかる例え話と理想的な回答例

システム設計パターン
博士
【ステートレス(読み方:ステートレス)】って、まるで宅配ピザ屋さんみたい!注文を受けるたびに、あなたの名前や住所、過去の注文履歴を一切覚えずに、毎回イチから聞くんです。毎回同じように対応するから、誰が注文しても安心。エンジニアリングの世界では、サーバーがクライアントの情報を保持しないことを指します。
💡 面接でのベスト回答
想定質問:「ステートレス(Stateless)について教えてください」

面接官:ステートレス(Stateless)について説明してください。

私:ステートレスとは、サーバーがクライアントの状態(セッション情報など)を保持しないアーキテクチャのことです。

以前のECサイトのプロジェクトで、急激なアクセス増加に対応するため、ステートレスな設計を採用しました。具体的には、ユーザーのセッション情報をサーバーに保存せず、代わりにJWT(JSON Web Token)を用いてクライアント側で管理するように変更しました。

これにより、各サーバーはリクエストを受け付けるたびに必要な情報をJWTから取得し処理を行うため、どのサーバーでも同じようにリクエストを処理できるようになり、サーバーのスケールアウトが容易になりました。結果として、アクセス集中時でも安定したサービス提供を実現できました。

現役エンジニアによる深掘り解説

メリット

スケーラビリティ向上: サーバーが状態を持たないため、負荷分散が容易になり、スケールアウト(サーバー増強)が容易です。各サーバーは独立してリクエストを処理できるため、サーバーを追加することで簡単に処理能力を向上させることができます。

可用性の向上: サーバーに障害が発生した場合でも、別のサーバーがすぐにリクエストを引き継ぐことができます。セッション情報がサーバーに保存されていないため、フェイルオーバーがスムーズに行えます。

シンプルな設計: サーバーが状態を管理する必要がないため、設計が簡素化されます。これにより、開発やテストが容易になり、保守性も向上します。

キャッシュ効率の向上: サーバーが状態を持たないため、キャッシュを有効活用できます。各リクエストは独立して処理されるため、キャッシュに格納されたデータを効率的に利用できます。

デメリット

必要な情報の受け渡し: 各リクエストに必要な情報をクライアントからサーバーに毎回渡す必要があります。これにより、リクエストのサイズが大きくなり、ネットワークの帯域幅を消費する可能性があります。

セキュリティ対策: クライアント側で状態を管理する場合、セキュリティ対策が重要になります。例えば、JWTを使用する場合は、秘密鍵の管理やトークンの有効期限の設定などに注意する必要があります。

複雑なトランザクション処理: 複数のリクエストにまたがる複雑なトランザクション処理は、ステートレスなアーキテクチャでは実装が難しくなる場合があります。

⚠️ 面接突破のワンポイント

  • 面接では「ステートレスの具体的なメリット・デメリットを説明できますか?」と聞かれることが多いので、それぞれ複数の例を準備しておきましょう。
  • 過去のプロジェクトでステートレスアーキテクチャを採用した経験があれば、具体的な技術(JWTなど)と合わせて説明すると、より説得力が増します。
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