
面接官:イベント駆動について説明してください。
私:イベント駆動とは、システムの動作をイベント(状態の変化や発生した事象)に応じて制御する設計パラダイムです。従来の処理が順番に進む方式とは異なり、イベントが発生するまで待機し、発生したイベントに対応する処理を実行します。
以前のプロジェクトで、ECサイトの在庫管理システムを構築した際に、イベント駆動アーキテクチャを採用しました。
在庫数が変動するたびに、その情報をイベントとして発行し、それを受け取った各サービス(商品ページ表示、在庫アラート通知、発注システムなど)が各自必要な処理を行うようにしました。
以前は在庫変動時に各サービスへ直接APIコールを行っていたため、処理が集中するとレスポンス遅延が発生していましたが、イベント駆動アーキテクチャの導入により、各サービスは非同期的に処理を実行できるようになったため、システム全体の応答性が大幅に向上しました。ピーク時の負荷を分散し、スケーラビリティも向上させることに成功しました。
現役エンジニアによる深掘り解説
メリット
疎結合性: 各サービスはイベントを発行する側と受信する側で独立しているため、特定のサービスに依存せず、変更や追加が容易になります。システム全体の柔軟性が向上します。
スケーラビリティ: イベント処理を分散処理できるため、システムの負荷分散が容易になり、スケーラビリティが向上します。
リアルタイム性: イベントが発生すると即座に処理が実行されるため、リアルタイム性の高いシステム構築に適しています。
応答性の向上: イベントを非同期的に処理できるため、ユーザーインターフェースの応答性が向上します。
デメリット
複雑性: イベントの追跡やデバッグが複雑になる場合があります。イベントの順序性や整合性を保つための設計が重要になります。
監視の必要性: イベントの発生状況や処理状況を監視するための仕組みが必要になります。
トランザクション管理: 複数のイベントにまたがる処理をトランザクションとして管理する必要がある場合があります。
⚠️ 面接突破のワンポイント
- イベント駆動アーキテクチャを採用した具体的なシステム事例を調べて、どのように課題を解決したのかを説明できるように準備しましょう。(例:マイクロサービス連携、リアルタイムデータ処理など)
- メッセージキュー(Kafka、RabbitMQなど)やイベントストリーム処理技術(Apache Flink、Apache Spark Streamingなど)に関する知識を深めておくと、より実践的な議論ができます。


