【面接対策】べき等性とは?中学生でもわかる例え話と理想的な回答例

システム設計パターン
博士

【べき等性(読み方:べきとうせい)】って、例えば自動販売機でジュースを買う時に似ています。同じボタンを何度押しても、ジュースは1本しか出てきませんよね? もし2本出てきたら困ります。システム開発の世界でも、同じ処理を何回実行しても結果が変わらない性質を「べき等性」と言います。
💡 面接でのベスト回答
想定質問:「べき等性について教えてください」

面接官:べき等性について説明してください。

私:べき等性とは、ある操作を1回実行するのと複数回実行するのとで、結果が同じになる性質のことです。これは、特に分散システムやAPI設計において重要な概念となります。

以前のプロジェクトで、決済処理を行うAPIを構築した際に、ネットワークの不安定さからリトライ処理が頻発していました。もし決済処理がべき等性を持っていなければ、ユーザーは同じ金額を何度も請求されてしまう可能性があります。

そこで、リクエストにユニークなトランザクションIDを付与し、サーバー側でそのIDを記録することで、重複したリクエストを検知し、同じ処理が複数回実行されるのを防ぐように設計しました。

この結果、ユーザーは安心して決済処理を行うことができ、カスタマーサポートへの問い合わせも大幅に減少しました。

現役エンジニアによる深掘り解説

メリット

システムの信頼性向上:べき等性のあるシステムは、ネットワーク障害やクライアント側のエラーなどが発生した場合でも、安心してリトライ処理を行うことができます。これにより、システム全体の信頼性が向上します。

冪等性APIの再利用性向上:べき等性を持つAPIは、異なるシステムやアプリケーションから安全に再利用することができます。例えば、外部サービス連携時に、相手側のシステムでエラーが発生した場合でも、同じリクエストを安全に再送することができます。

デバッグ容易性の向上: べき等性のあるシステムは、エラーが発生した場合でも、原因の特定が容易になります。同じ処理を何度実行しても結果が変わらないため、問題が発生する箇所を特定しやすくなります。

デメリット

設計の複雑化:べき等性を実現するためには、追加の処理が必要となる場合があります。例えば、トランザクションIDの管理や、冪等性を保証するためのロジックの実装などが必要となります。

パフォーマンスへの影響:べき等性を実現するための処理は、システムのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。例えば、データベースへの書き込み処理が増加したり、キャッシュの利用が必要になったりする場合があります。

⚠️ 面接突破のワンポイント

  • 過去のプロジェクトで、べき等性をどのように実現したか、具体的な例を交えて説明できるように準備しておきましょう。
  • べき等性が重要な理由や、べき等性を考慮しない場合にどのような問題が発生するかについて、理解を深めておきましょう。
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